Microsoft Officeとマイクロソフトアカウントの関係

 

このところ マイクロソフトアカウントに関するトラブルのご相談をいただくことが多いのですが、その大半はMicrosoft Officeインストール時に設定したマイクロソフトアカウントが不明、またはパスワードが不明というものです。

そこで、改めてMicrosoft Officeとマイクロソフトアカウントの関係を解説してみます。

 

Office 2013で変わったOfficeのライセンス管理

Office 2010までは、インストールディスクとプロダクトキーのセットで販売(または添付)され、プロダクトキーを使ってインストールし、インターネットでライセンス認証をする方法でした。

例:Office Home&Business 2010のインストールディスクとプロダクトキー

 

Office 2013以降では、インストールディスクは付属せず、プロダクトキーのみの販売(または添付)になり、インストールするプログラムはウェブサイトで入手する方法に変わりました。

この際に手元のプロダクトキーをマイクロソフトアカウントに登録するという作業が発生します。

登録したOffice製品は該当のマイクロソフトアカウントの管理下に置かれ、インストールプログラムもここから入手しインストールすることになります。

※ここで入手するインストールプログラムにはマイクロソフトアカウントの情報も含まれたものなので、他のアカウントで利用することはできません。

登録した製品はマイクロソフトアカウントのマイページで確認、プログラムの入手ができる

 

パソコンに付属するOffice

Office付きパソコンは何度かシステムが変更されているのですが、最近はOfficeがインストールされていて、Wordなどを初回起動時にプロダクトキーを入力し、マイクロソフトアカウントに登録するという作業になっています。
(インストールプログラムがあり、マイクロソフトアカウントを登録してからダウンロードしてインストールするというシステムの時期もありました。)

例:Office付きパソコンのOffice Home&Business Premiumのライセンスカード

 

パソコンに付属するOffice 2013・2016は少し違う

パソコンに付属するOffice 2013・2016といったナンバー付きOfficeは、初回インストール時はプロダクトキーを入力すれば利用可能になります。

修理等でOfficeを再インストール際に、そのプロダクトキーをマイクロソフトアカウントに登録する作業が必要になります。

 

ライセンスカードのプロダクトキーはアカウントに登録すると使用済みになる

Office製品のライセンスカードにあるプロダクトキーは、マイクロソフトアカウントに登録されると使用済みになり使用できなくなります。
マイクロソフトアカウントに登録された時点で、そのライセンスはマイクロソフトアカウントの管理下に置かれることになります。

 

プロダクトキーを持っているから安心・・・と思っていて、再インストールする際に初回インストール時と同じ事をやろうとしたら、使用済みの表示が出て先に進めないという事態に陥ってしまう例もあります。

 

多発しているトラブルはなにか?

現在多発しているトラブルは、初回インストール時にプロダクトキーを登録したマイクロソフトアカウントがわからなくなってしまい、Officeを再インストールできないということです。

マイクロソフトアカウントに設定したメールアドレスとパスワードがわからないと、マイクロソフトアカウントページにログインしてインストールプログラムを入手できないので、Officeをインストールして使う事ができません。

パソコンを購入してご自身で設定された方や、ご家族や友人・知人に設定してもらった際、Officeに設定したマイクロソフトアカウントを書き残していない、書いたものを紛失した、書いた情報が間違っていた・・・といったことで、マイクロソフトアカウントが利用できないということで、相談されることが多いです。

 

解決策は?

パスワードがわからない

マイクロソフトアカウントのメールアドレスはわかるがパスワードがわからないという場合は、ログイン時に表示される「パスワードを忘れた場合」のリンクに進み、本人確認の手続きの上、パスワードをリセットして再設定することができます。

 

メールアドレスもパスワードもわからない

マイクロソフトアカウントに設定したメールアドレスもパスワードもわからない場合は・・・残念ながらフジデンキでも解決策はわかりません。

アカウントの名義人本人がマイクロソフトのサポートに相談してみてください・・・としか言いようがありません。

マイクロソフトアカウントは契約者(アカウントの名義人)とマイクロソフトの契約なので、第三者が介在することはできません。契約者本人が交渉することになります。

 

製品情報にメールアドレスを確認できる

WordやExcelなどが起動できる状態であれば、メニューのヘルプやアカウントといった項目で表示する製品情報でメールアドレスが確認できます。(製品のバージョンによって若干の違いがあります。)

ここで設定されているメールアドレスがわかれば、パスワードをリセットする方法に持ち込めます。

例:Officeの製品やバージョンによって表示内容は違います

 

マイクロソフトアカウントの管理は自己責任です

マイクロソフトアカウントの重要さをおわかりいただけだでしょうか?

その重要なマイクロソフトアカウントの管理は自己責任です。
設定したマイクロソフトアカウントは厳重に管理するようにしましょう。

※フジデンキでパソコンご購入の際にセットアップさせていただいた場合は、設定したマイクロソフトアカウントを書面してお渡しし、厳重に管理していただくようご案内しています。

 

マイクロソフトアカウントトラブルは フジデンキで対応できません

フジデンキへもマイクロソフトアカウントのトラブルでご相談のお電話をいただくことが増えていますが、マイクロソフトアカウントについてはアカウント所有者とマイクロソフトとの契約になり、第三者が介在することはできませんので、ご相談をいただいても対応できないということをご理解ください。

 

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投稿者プロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキ 店長
1963年 福島県三春町生まれ。
街の電器屋から、今はパソコン屋兼ウェブ屋として活動。

パソコンは1991年にMS-DOSを使い始め、現在はWindows、Macを常用。
仕事によって、時々Linuxも使う時あり・・・Linuxはひよっ子。

そのパソコンをお客様がいかに快適に使えるか、ということを考えたパソコン販売と修理を行っています。

■プライベートサイト
penchi.jp
@penchi - Medium

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