WannaCryが証明したWindows 7の危険性

 

ランサムウェア WannaCryが感染したパソコンの98%はWindows 7だった・・・というデータが発表されました。

これはWindows 7の脆弱性と運用の難しさを証明するデータにもなっています。

 

WannaCryに感染したパソコンの98%はWindows 7

ロシアのセキュリティ企業Kaspersky Labのスタッフのツイートで、WannaCryに感染したパソコンの98%はWindows 7 64ビット版だったということが報告されました。

 

Windows 7が利用された脆弱性については、WannaCryが大きな被害を出す2ヶ月前、2017年3月のアップデートで修正プログラムが公開されいますので、アップデートを実施していなかったパソコンが感染したということになります。

Windows 7の感染率がこれほど圧倒的に大きかったのには、下記の理由があるのではないかと思います。

  1. 企業等ではシステムやソフトの都合で未だにWindows 7が多く使われている
  2. 使い慣れたWindowsがいいとアップグレードしなかったユーザーも多い
  3. Windows 8/8.1ユーザーは少ない(Windows 10へアップグレードしたユーザーも多い)
  4. Windows 10はWannaCryに感染しない

 

「WannaCry」感染の98%は「Windows 7」で「XP」はほぼゼロ

 

Windows 7は古いWindowsである

Windows 7は普及率も高く、業務用はもちろん、個人でも「Windows 7が一番いい」という方も多く、根強い人気がありますが、そんなWindows 7も7年以上前に作られた古いソフトウェアであることを忘れてはいけません。

安定している、使い勝手がいいと言っても、7年以上前の技術で作られたもので、パソコンの世界では技術的には相当古いものになります。

アップデートで修正プログラムが提供されるといっても、2015年以降は延長サポート期間になっているので、見つかったセキュリティの脆弱性を修正するプログラムが提供されるのみで、大きな改善はありません。

 

脆弱性をカバーするにはこまめなアップデートが必要

今回のWannaCryの被害でもわかるように、WannaCryが利用した脆弱性を修正するプログラムはWannaCryが出回る前に提供されていたので、修正プログラムを適用してあったWindows 7であれば、WannaCryの感染は防ぐことができました。

新旧問わず、Windowsのアップデートは重要ですが、Windows 7のように古いWindowsでは特に気をつけて、月例や臨時のアップデートはできるだけ速やかに適用することが必要になります。

アップデートの管理がルーズになると、今回のように感染の被害を受けることになります。

 

最新のWindowsを使うことは安全性も高めることになる

最新のWindowsは新しい技術のもとに開発されたソフトウェアであり、セキュリティ面でも新しい技術が使われています。

WannaCryもWindows 10は動作対象外であり、感染することができなかった・・・ということを見ても、Windows 10の安全性がわかりますね。

最新のWindowsを使い、きちんとアップデートをしながら使うのが一番安全な使い方ということです。

 

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投稿者プロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキ 店長
1963年 福島県三春町生まれ。
街の電器屋から、今はパソコン屋兼ウェブ屋として活動。

パソコンは1991年にMS-DOSを使い始め、現在はWindows、Macを常用。
仕事によって、時々Linuxも使う時あり・・・Linuxはひよっ子。

そのパソコンをお客様がいかに快適に使えるか、ということを考えたパソコン販売と修理を行っています。

■プライベートサイト
penchi.jp
@penchi - Medium

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