Windowsのごみ掃除をしてCドライブの空き容量を増やす方法

Windowsを使っていると、いつの間にかCドライブの空き容量が減ってしまい、空き容量不足になってしまうこともあります。
保存されたデータ以外にもWindowsを使っていると溜まってくる不要ファイル(隠れごみファイル)があるので、まずはWindowsのごみ掃除をしてみましょう。
Cドライブの空き容量不足はパソコンにダメージを与える
パソコンのストレージがHDDの頃は最低でも500GB、750〜1TBの容量を持つパソコンが多かったですが、ストレージがSSDになってからはコストの問題もあり、256〜512GBの容量のパソコンが一般的です。
ストレージの容量が少なくなったことで、Cドライブの空き容量不足を経験してる方もいらっしゃるかと思います。
空き容量不足は新しくアプリをインストールできなかったりデータを保存できなくなる以外にも、Windowsの動作が不安定になったりSSDの寿命が短くなるなどのダメージを与える要因になります。
Windowsのごみ掃除でCドライブの空き容量を増やす
Windowsを使っていると、作業に使った一時ファイルやアップデートのためにダウンロードされたファイルなど、使わなくなった不要ファイル(隠れごみファイル)が蓄積してきます。
Windows 10から11にアップグレードしたパソコンでは、アップグレードで使用したファイルが20GB以上ある場合もあります。
これらのファイルは使い終わって二度と使うことがないファイルなので削除してもかまいません。
Windowsには不要になったファイルを安全に削除する機能があるので、それを使って削除します。
Windowsの設定からシステム>ストレージと入って、表示された項目から一時ファイルをクリックします。

削除できる不要ファイルの詳細が表示されます。
削除したい項目を指定することができるので、項目を確認して選びます。
右上に表示される 選択された合計 は削除されて増える空き容量になります。

ファイルの削除 をクリックすると、削除作業が始まるので終わるまで待ちます。
削除するデータや量によって時間がかかることがありますが、慌てずに待ちましょう。

削除作業が終わると 一時ファイルのクリーンアップが完了しました。 と表示が出ます。

ブラウザのごみ掃除もしておく
Edgeなどのウェブブラウザも使っているうちにごみが溜まるので、時々掃除しておきましょう。
Edgeでは右上の … アイコンをクリックし、表示されたメニューから履歴をクリック。
閲覧データを削除するのウインドウで すべての期間 を選んで、削除する項目を指定して 今すぐクリア をクリックします。
※削除する項目はでは、後からログインし直したり、パスワードを入力し直したりしたくない場合は、Cookieおよびその他のサイトデータとパスワードのチェックを入れないでおくといいでしょう。

まとめ
Windowsのごみ掃除は定期的に行うようにするといいです。
フジデンキでは毎月1回、パソコンのメンテナンスを行うようにしているのですが、その作業の一つとして上記作業も実施ています。
簡単にできる作業ですので、パソコンを快適に使うためにも、ぜひ実施するようにしましょう。
ライタープロフィール

- フジデンキオーナー
-
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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