絶対NG! ChatGPTに入力してはダメな5つの情報

最近、調べ物や文章作成などでChatGPTを使う機会が増えましたよね。とっても便利なツールですが、「何でもかんでも入力して大丈夫なのかな?」と不安に思ったことはありませんか?

セキュリティ企業のESETが、ChatGPTの安全性とプライバシーに関するガイドを公開しているのですが、今回はそのガイドをベースに、初心者の方でも絶対に知っておきたい「入力してはいけない情報」と「安全に使うコツ」を分かりやすく解説します。

絶対NG!ChatGPTに入力してはいけない5つの情報

ESETは、公に共有される可能性があるものとして扱い、絶対に入力してはならない情報を「レッドリスト」として5つ挙げています

  1. 個人識別情報 住所やパスポート番号、社会保障番号(日本ではマイナンバーなど)といった、個人を特定できる情報です 。
  2. 財務情報 クレジットカード番号、銀行の口座情報、納税者番号などのお金に関する情報です 。
  3. パスワード・秘密情報 MFA(多要素認証)トークンや、システム連携などに使うAPIキーなどです 。
  4. 企業の機密データ 顧客名簿、内部文書、非公開の財務報告書、ソースコードなどのビジネスに関わる重要なデータです 。
  5. 健康情報 GDPR(一般データ保護規則)などの対象となる、個人の健康に関するデータです 。

なぜダメなの?知っておきたいリスク

開発元のOpenAIはセキュリティ対策に投資していますが、それでもリスクを完全に排除することはできません 。具体的には以下のようなリスクが潜んでいます 。

  • データ漏えいの危険性
    過去にはバグによって他の人のチャット履歴が一時的に見えてしまう事態が発生しました 。また、マルウェアによってパスワードが盗まれ、チャット履歴全体が閲覧可能になるケースも確認されています
  • AIの学習に使われる
    無料版やPlus版では、初期設定(デフォルト)で入力内容が将来のモデルトレーニングに使用されます 。匿名化はされますが、文脈から機密情報が特定される可能性があります
  • 偽アプリによる詐欺
    正規のアプリを装い、ログイン情報などを盗むことを目的とした偽のChatGPTアプリが多数確認されています
  • もっともらしいウソ(ハルシネーション)
    事実ではない情報をもっともらしく提示することがあります 。回答は必ず一次ソースで確認する必要があります
  • 職場での思わぬ情報漏えい(シャドーAI)
    従業員が機密情報を不用意に入力することで、情報漏えいやコンプライアンス違反が発生する事例も起きています

今日からできる!データを守るための対策

リスクを減らし、安全にChatGPTを活用するために、ESETが推奨する「10の習慣」から、今日すぐできる対策をいくつかご紹介します

  • 公式サービスだけを使う
    必ず公式のプラットフォーム(chat.openai.com)や、正規のアプリケーションのみを利用しましょう
  • 「モデルの改善」をオフにする
    設定の「データコントロール」から、自分のデータを学習に使わせないように設定を変更できます
  • 「一時チャット」を使う
    機密性の高いトピックを扱う場合は、保存もトレーニングもされない「一時チャット」をオンにしましょう
  • セキュリティを強化する
    強固で固有のパスワードを設定し、MFA(多要素認証)を有効にしましょう
  • レッドリストを守る
    先ほど紹介した「絶対に入力してはいけない5つの情報」は順守してください

まとめ:他のAIサービスでも同様に注意しよう

ChatGPTは正しく使えば私たちの強力な味方になります
まずはご自身の使い方を見直し、設定を確認するところから始めてみましょう。

また、ChatGPTに限らず、GeminiやCopilotなど、他のAIサービスも同様ですので、AIサービスを利用する際は注意しながら使うことを心がけていきましょう。

ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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