マイクロソフト2025年6月の月例アップデート公開

マイクロソフトは6月11日(水)に6月の月例アップデート(セキュリティ更新プログラム)を公開しました。

6月のセキュリティ更新プログラム

今回公開されたアップデートでは、すでに悪用が確認されているゼロデイ脆弱性は1件ですが、早めの対処が推奨されています。
Windows 11 24H2が動作するパソコンに対しては、ごく一部に互換性問題があるため、1日かけて段階的に展開していくとのことで、パソコンによっては手動でアップデートを実施しても更新が見つからない(配信されていない)場合もあります。
※6月11日12時時点で、フジデンキでも3台のパソコンで更新が見つからない状態です。

米Microsoftは6月10日(現地時間)、すべてのサポート中バージョンのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。

このうち、すでに悪用が確認されているゼロデイ脆弱性は、以下の1件。深刻度の評価はいずれも「Important」にとどまるものの、できるだけ早い対処が必要だ。

なお、「Windows 11 バージョン24H2」を実行しているデバイスでは互換性問題が確認されているとのこと。影響を及ぼすのはごく限られたデバイスとみられているが、1日かけて段階的に展開しながら様子を見る

ようだ。影響のあるデバイスに対しては、本日中に修正アップデートが配信される。

Microsoft、2025年6月の「Windows Update」 ~Windows 11 24H2ではすぐ配信されないことも(窓の杜)
Microsoft、2025年6月の「Windows Update」 ~Windows 11 24H2ではすぐ配信されないことも – 窓の杜

 米Microsoftは6月10日(現地時間)、すべてのサポート中バージョンのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした(パッチチューズデー)。現在、「Windows Update」や「Windows Update カタログ」などから入手可能。Windows以外の製品も含め、今月のパッチではCVE番号ベースで66件(サードパーティーのものも含めれば70件)の脆弱性が新たに対処されている。

毎月第2水曜日に月例アップデートが公開されます

マイクロソフトは毎月第2火曜日にセキュリティ更新プログラムが公開されます。
日本は時差の関係で第2水曜日(まれに第3水曜日)にセキュリティ更新プログラムが公開されます。

ここで公開されるのはセキュリティ関係の更新ブログラムで、パソコンを安全に使うために欠かせないアップデートになるので、できるだけ速やかにアップデートを適用することをおすすめします。

ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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