マイクロソフト2025年10月の月例アップデート公開

マイクロソフトは10月14日(水)に10月の月例アップデート(セキュリティ更新プログラム)を公開しました。
10月のセキュリティ更新プログラム
今月配布されるセキュリティ更新プログラムには、すでに悪用が確認されている脆弱性が3件あります。
そのほかにも攻撃手法が明らかになっている脆弱性もあるので、できるだけ速やかなアップデートの実施が推奨されています。
また、10月14日にサポートが終了したWindows 10とOffice 2016、2019に対しては最後のアップデートとなります。
※10月14日がサポート終了日ですが、日本では時差の関係で10月15日の月例アップデートが最後のアップデートになります。
米Microsoftは10月14日(現地時間)、すべてのサポート中バージョンのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした。
このうち、すでに悪用が確認されているゼロデイ脆弱性は3件。
- CVE-2025-47827:IGEL OS 11 以前のセキュア ブート バイパス
- CVE-2025-24990:Windows Agere モデム ドライバーの特権昇格の脆弱性
- CVE-2025-59230:Windows Remote Access Connection Manager の特権の昇格の脆弱性
なお、今月は「Windows 10」「Office 2016」「Office 2019」を筆頭に、サービス終了やサポート終了を迎える製品が多くある。これらの製品に対するセキュリティパッチの提供は今後なくなるので、利用の継続はセキュリティリスクが高い。後継バージョンや代替製品への移行をできるだけ早く済ませるべきだ。
ゼロデイ多数、比較的大規模 ~Microsoft、2025年10月の「Windows Update」を実施(窓の杜)
ゼロデイ多数、比較的大規模 ~Microsoft、2025年10月の「Windows Update」を実施 - 窓の杜
米Microsoftは10月14日(現地時間)、すべてのサポート中バージョンのWindowsに対し月例のセキュリティ更新プログラムをリリースした(パッチチューズデー)。現在、「Windows Update」や「Windows Update カタログ」などから入手可能。Windows以外の製品も含め、今月のパッチではCVE番号ベースで177件(サードパーティーのものを含めると195件)の脆弱性が新たに対処されている。
> 2025 年 10 月のセキュリティ更新プログラム (月例)(マイクロソフト)
毎月第2水曜日に月例アップデートが公開されます
マイクロソフトは毎月第2火曜日にセキュリティ更新プログラムが公開されます。
日本は時差の関係で第2水曜日(まれに第3水曜日)にセキュリティ更新プログラムが公開されます。
ここで公開されるのはセキュリティ関係の更新ブログラムで、パソコンを安全に使うために欠かせないアップデートになるので、できるだけ速やかにアップデートを適用することをおすすめします。
ライタープロフィール

- フジデンキオーナー
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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