災害時の安否確認方法を知っておこう

9月1日は防災の日です。
この機会に災害時にネットを使って安否確認ができる方法を改めて確認しておきましょう。

ネットを使った安否確認の方法を知っておこう

大きな災害があると離れて暮らす人はもちろん、仕事や所要で出かけている人の安否が心配になります。
携帯電話等が通じればいいですが、災害時は回線が込み合ったり、障害が発生して利用できないこともあります。

そんなときに役立てたいのがネットを使った安否確認の方法です。
わずかな通信で済むので回線が込み合っていても確認しやすいので、災害時でも活用しやすいツールです。

ネットを使った安否確認の方法は複数あるので主なものを紹介します。

ネットを使った安否確認サービス

災害伝言ダイヤル(171)

NTTが提供する従来の電話を使った災害伝言ダイヤルです。
固定電話、携帯電話からの利用が可能です。

ネットを使った災害伝言板(web171)もあり、こちらは電話ができない場合でも利用できる可能性があります。

携帯電話会社の災害用伝言板

災害伝言板(NTTのweb171に相当するサービス)は携帯電話会社単位でも提供されています。

ドコモ・・・ahamoは利用可能(一部機能は非対応)
au・・・povo2.0、UQ mobaileは未対応
ソフトバンク・・・Y!mobileは利用可能、LINMOは利用可能だが一部機能は非対応

Googleパーソンファインダー

Googleが提供している Google パーソンファインダー は災害用伝言板(web171)同様、自分の安否情報の登録、そして家族・知人の安否情報の検索ができます。
インターネットにつながっている機器さえあれば利用でき、氏名、年齢、電話番号、自宅住所、郵便番号、顔写真などの情報がが登録できます。
NTTの災害伝言板(web171)は災害発生時の状況に応じて利用可能になりますが、Googleパーソンファインダーは常時利用が可能です。

LINEで安否情報を知らせる方法

よく使うコミュニケーションツールであるLINEでも安否情報を知らせることができます。
ホーム画面のステータスメッセージの箇所には最大500文字までのテキストを入力できるので、これを利用して安否や避難情報などを知らせることができます。

LINEではトークで位置情報を知らせることも可能なので、通信ができる状態なら有効に利用したいですね。

家族や会社で災害時の連絡手段を決めておこう

様々な安否確認の手段があっても、どれを使っているかわからないと肝心のときに役立ちません。
家族や会社など災害時の安否確認が欠かせないところでは、普段から災害時の連絡手段を決めておくといいでしょう。


ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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