Windows 10 バージョン 20H2の配信範囲が拡大されました
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マイクロソフトは、Windows 10の現時点での最新版 バージョン20H2(October 2020 Update)のWindowsアップデートを利用した自動更新の配信範囲を拡大したと発表しました。
Windows 10 バージョン 20H2の配信範囲を拡大
マイクロソフトは2021年3月3日に、「Windows 10 October 2020 Update(バージョン 20H2)」のロールアウトを新しいフェイズへと移行させたと発表しました。2月23日の段階で、サポートの終了が近づいているデバイスを中心に「バージョン 20H2」への自動更新を行う対象を増やしているということです。
Windows 10のバージョンアップ自動更新は段階的に行われている
Windows 10のバージョンアップは、Windowsアップデートを利用して自動配信され、該当したパソコンは任意のタイミングでバージョンアップできるようになっていますが、この配信のタイミングはマイクロソフトの機械学習(ML)ベースのトレーニングに基づいて提供範囲を慎重にコントロールしています。
以前、Windows 10のバージョンアップ後に特定の環境下でドキュメントフォルダのデータが消えるなどのトラブルが発生するなど、バージョンアップによるトラブルも発生しているため、バージョン2004から自動更新の配信範囲は特に慎重にコントロールしているようです。
今回の発表では、現時点で最新版のバージョン20H2の配信範囲を拡大し、サポートの終了が近づいているバージョンのWindows 10が使われているパソコンに対しても配信するようになったとのことです。
利用可能になっても勝手にバージョンアップされるわけではなく、Windowsアップデートでインストールを指示することで作業が開始される仕組みです。
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マイクロソフト製品のサポート状況
マイクロソフト製品のサポート状況は、下記のページにまとめていますので参照ください。
ライタープロフィール
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- フジデンキオーナー
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
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