Windows 10サポート延長に関する情報 – 2025年6月26日時点

Windows 10のサポート延長に関する情報が入ってきたのでまとめてみました。
2025年10月14日のサポート終了は変わらず、期日までに移行できない場合の暫定措置という位置づけです。
個人向けWindows 10は2026年10月13日までサポート延長可能
個人向けWindows 10に対しては年間30ドルでESU(拡張セキュリティ更新プログラム)を提供することになっています。
> サポート終了後もWindows 10を使い続ける方法と、その注意点(IT media NEWS)
> Windows 10の拡張セキュリティ Updates (ESU) プログラム(Microsoft)
そして6月24日にこのESUを無償で受けられる方法を提供すると発表しました。
> 個人向けWindows 10、2026年10月13日まで無料でサポート延長可能に(条件あり)(IT media NEWS)
> Windows 10 のサポート終了が実質1年延長。拡張セキュリティ更新を条件付きで1年間無料提供へ(GAZLOG)
ESUを無償で受ける方法は以下のようになります。
Windowsバックアップアプリで設定を同期する(完全無料)
Microsoftアカウントを使い、Windows標準のバックアップアプリでPCの設定をクラウドに同期するだけで、ESUへの登録が無料で完了します。ただし、この方法にはMicrosoftアカウントへの登録などが必要となります。Microsoft Rewardsポイントを1,000ポイント使用する
Windows 10 のサポート終了が実質1年延長。拡張セキュリティ更新を条件付きで1年間無料提供へ(GAZLOG)
Bingで検索することで貯められるMicrosoft Rewardsポイントを1,000ポイント支払うことでもESUへの登録可能です。ちなみに、このポイントはBingで検索毎に3ポイント、1日最大30ポイント獲得できるため、1か月程度Bingを使い続ければ貯められると言えます。
また、Windows 10のOfficeアプリのサポートも2028年まで延長するという発表もありました。
> ひとまず安心? MicrosoftがWindows 10のOfficeアプリのサポートを「2028年まで延長」(LIFEHACKER)
ただし、以下のような注意点もあります。
たとえOfficeアプリ(Microsoft 365)が2028年までサポートされるとしても、サポートが終了したOS(Windows 10)上でこれらを使い続けることは推奨されません。
2025年10月以降もWindows 10を使用する場合は、「拡張セキュリティ更新プログラム(Extended Security Updates, ESU)」の購入が必要です。これにより、ハッカーやウイルスからPCを守るためのセキュリティパッチを受け取れます。
ひとまず安心? MicrosoftがWindows 10のOfficeアプリのサポートを「2028年まで延長」(LIFEHACKER)
2025年10月14日のWindows 10サポート終了は変わらない
上記の延長措置は、Windows 11への移行期間中のユーザーへの配慮であり、今まで通り使い続けられるというものではありません。
2025年10月14日のWindows 10サポート終了の予定に変わりはないので、できる限りサポート前にWindows 11への移行を行うことが推奨されています。
ライタープロフィール

- フジデンキオーナー
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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