WindowsのメールアプリがOutlookアプリに変わる

マイクロソフトはWindows標準のメールアプリをOutlookアプリに変更、メールアプリは2024年に終了する準備をすすめています。
メールアプリからOutlookアプリへ
マイクロソフトはWindows標準のメールアプリの他、カレンダー、Peopleの各アプリを2024年以降新しいOutlookアプリへ置き換えるそうです。
新しいOutlookアプリは現在プレビューテスト中で、一般ユーザーも利用することが可能です。
メールアプリを起動すると右上に 新しいOutlookを試してみる というスイッチがあるので、これをオンにします。

少し待つと、Outlookアプリに切り替わって起動します。
おなじみのOutlookライクな見た目、使い勝手のアプリです。

カレンダーアプリも統合されています。

2023年6月時点で利用できるアカウントはMicrosoft 365、Gmail、Yahoo!アカウントの3種類のみで、プロバイダのメール等はまだ利用できません。
プレビューテスト中ということもあり、まだ制約があるので利用する際はご注意ください。

OfficeにあるOutlookアプリとは別アプリになり、アイコンが並びます。
今回紹介しているOutlookアプリにはPREというマーク(プレビューテスト版のマーク)が追加されています。

プレビューテスト版のOutlookアプリは、右上の新しいOutlook のスイッチをオフにすることで、従来のメールアプリに戻すこともできます。

Windowsの新しいメールアプリは Outlook for Windows という名称になり、Officeのデスクトップアプリで提供されるOutlookとは別アプリで、Windows標準で用意されるアプリになります。
Windows 11とWindows 10で利用可能です
Outlook for Windows プレビューテスト版は、Windows 11と10で利用可能です。
Windows 11ではメールアプリをOutlookアプリに切り替えると、従来のメールアプリアイコンをクリックしてもOutlookアプリが起動しますが、Windows 10では従来のメールアプリアイコンをクリックすると変わらずにメールアプリが起動しました。
Windows 10では、Outlookアプリとメールアプリを併用して使うことができています。(2023年6月時点)
Outlookアプリはプレビューテスト版なので機能的に不足している点や不安定な点もあることを理解してご利用ください。
利用は自己責任にになります。
Windowsのメールアプリは独特の仕様であまり評判がいいものではなかったようです。
しかし新しいOutlook for Windowsは多くの方が見慣れた仕様のメールアプリなので、受け入れられるのでないかと思います。
Windowsであれば、無料でOutlookが利用できるようなものですので、お得感もありますね。
正式版公開を期待しています。
ライタープロフィール

- フジデンキオーナー
-
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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