SMB1.0廃止で旧型のNASにアクセスできなくなる

マイクロソフトはWindowsのSMB1.0のサポート廃止を段階的に進めていますが、これによって旧型のNASではアクセスできなくなる機種も出てきます。

WindowsのSBM1.0サポート廃止

マイクロソフトは以前からSMB1.0のサポート廃止をすすめていましたが、互換性維持のためSMB1.0が唯一残っていたWindows Homeでも既定で無効化されます。

SMB1.0はWindows 2000やXP時代のファイル共有規格で、だいぶ古い規格になっています。2017年に流行したランサムウェアWannaCryはSMB 1.0の脆弱性を悪用して感染を拡大するなど、脆弱性を悪用される例も多数確認できています。

Windows 7ではSMB2.1、Windows 10からはSMB3.11など、新しい規格が採用され、セキュリティ面も強化されています。

SMB1.0のみ対応の旧型NASは利用できなくなる

SMB1.0が標準のWindows 2000やXP時代のNAS(ネットワーク接続のHDD)では、ファイル共有の規格がSMB1.0のものがあり、これらの機種はパソコン側でSMB1.0が使えなくなるとNASにアクセスできないということになります。
NASによってはファームウェアのバージョンアップで新たな規格のSMBに対応している例もありますが、SMB1.0のみ対応の場合は利用不可能になります。

バッファローの旧型のNASの例・・・フジデンキでも以前使っていました

対象になるのは10年以上前のNASになるので、すでに買い替えされている例も多く、使用されているものはごくわずかだと思われますが、もし使用されている場合は早めに買い替えてデータ移行するようにしましょう。

上記の記事にもありますが、現時点ではまだSMB1.0を利用することはできますが、将来的には完全に削除される予定です。

NAS利用時の注意

今回のようにファイル共有規格の廃止など、規格の進化で対応できなくなる例もありますが、NASで一番注意しなければならないのはHDD(ハードディスク)のトラブルです。24時間365日稼働しているNASですので経年劣化による故障もあります。
故障すると最悪の場合、すべてのデータを失うこともあるので、日頃から定期的にNASの状態を確認しておきましょう。
NASによってはトラブルが発生するとメール等で知らせてくれる設定もできますので、こういった機能を有効活用しましょう。

また、使用開始から5年以上経過した場合は、NAS本体の更新も検討する必要が出てきます。

現在使用中のNASがある方は、この機会にしっかりと点検してみましょう。

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ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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