Windows Defenderを見直してみる
Windows 10や11にはWindows Defenderというウイルス対策ソフトが標準仕様で用意されています。
今回はその Windows Defender を見直してみましょう。
Windowsには標準でウイルス対策ソフトが用意されている
Windows 10や11にはWindows Defender(ウインドウス・ディフェンダー)というウイルス対策ソフトが標準で用意されています。
タスクトレイにあるWindowsセキュリティのアイコンをクリックすると、Windowsのセキュリティ機能全般が確認できます。
この中にある ウイルスと脅威の防止 がウイルス対策機能=Windows Defenderになります。
他のウイルス対策ソフトとは共存できない
Windows DefenderはあらかじめWindowsに入っているソフトですが、他のウイルス対策ソフトがインストールされている場合はWindows Defenderは機能を停止し動作しなくなります。
これはWindowsで複数のウイルス対策ソフトを使うとトラブルが起きるので、それを予防するための機能です。
市販のウイルス対策ソフトの有効期限に注意
市販のウイルス対策ソフトはライセンスの有効期限があり、ライセンスを更新しないと有効期限切れとなり、アップデートができず新しいウイルスに対応できない状態になります。
しかし、ソフトはインストールされたままなのでWindows Defenderも機能停止しているので、有効なウイルス対策がされないというとても危険な状態になりますのでくれぐれもご注意ください。
パソコン購入時に市販のウイルス対策ソフトがインストールされていることもありますが、これらは有効期限が3ヶ月程度のお試し版が多く、継続利用するにはライセンスの購入が必要となります。ライセンスを購入せず期限切れのまま使っていると危険です。
Windows Defenderの信頼性は?
Windowsに入っている無料のソフトで大丈夫なの? と不安がられる方もいらっしゃいますが、Windows 10に装備されたWindows Defender以降は市販のウイルス対策ソフトに負けない十分な実力を持っているので、安心して使うことができます。
Windows標準故のメリットとして下記の点があります。
- Windows Defenderが有効になっても動作が遅くならない
- Windowsアップデートで常に最新の状態を保つことができる
- 特殊な機能を持たないためネットワーク関連のトラブルが少ない
Emotet(エモテット)の流行もあり、Windows Defenderに関する記事も多数公開されているので、この機会に見直してみるのもいいかと思います。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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