【保存版】相次ぐ個人情報漏えい…自分を守るために「今すぐできる」4つの対策ガイド

「ニュースで〇〇サービスの個人情報流出って聞いたけど、自分には関係ないかな…?」 「パスワードとか対策しなきゃと思いつつ、難しそうで後回しにしている…」
最近、日常的に使っているカーシェアやアプリ、通信サービスなどで個人情報の漏えいニュースが増えています。

「企業側の問題だからユーザーにはどうしようもない」と思いがちですが、流出した情報から自分のアカウントが乗っ取られたり、クレジットカードを不正利用されたりする「二次被害」を防げるかどうかは、自分の備え次第です。

1. 情報が漏えいすると、実際に何が起きるの?

サービス側から情報が漏れてしまった場合、特に注意したいリスクは次の3つです。

  • パスワード使い回しによる「アカウント乗っ取り」
    ひとつのサービスからIDとパスワードが漏れると、攻撃者はその組み合わせを使って他の人気サービス(通販サイト、SNS、メールなど)にログインを試みます(パスワードリスト攻撃)。同じパスワードを使い回していると、連鎖的に乗っ取られてしまいます。
  • 本物そっくりな「フィッシング詐欺」のメールが届く 
    自分の名前や利用しているサービス名が漏れると、それを悪用した偽メールが届くようになります。最近は生成AIなどが使われており、「日本語が怪しいから見破れる」という時代ではなくなっています。
  • クレジットカードの不正利用やなりすまし
    乗っ取られたアカウントに登録されているクレジットカードで勝手に買い物をされたり、免許証などの本人確認書類が流出した場合は、自分になりすまして悪用されたりする危険があります。

2. 初心者が「今すぐやるべき」4つのセキュリティ対策

難しそうに思える対策ですが、まずは効果が高く重要なものから順番に取り組みましょう。

1. パスワードの使い回しをやめる

一番大切で効果があるのが「サービスごとに違うパスワードを使う」ことです。 すべてのサービスを一気に変更するのは大変なので、まずはリスクが高い以下のサービスから優先して変更しましょう。

  • メインで使っているメールアドレス
  • ネット銀行・クレジットカード関連
  • Amazonや楽天などの通販サイト
  • 主要なSNS(LINE、X、Instagramなど)

2. 「2段階認証(多要素認証)」をオンにする

ログイン時に、パスワードだけでなく「スマホに届く確認コード」や「指紋・顔認証」を求める仕組みです。 万が一パスワードが漏れてしまっても、スマホがないとログインできないため、乗っ取りの危険をぐっと減らせます。主要なサービスの設定画面から簡単にオンにできます。

3. 最新の仕組み「パスキー」を使う

最近導入が進んでいるのが「パスキー(Passkey)」です。 パスワードを使わず、スマホの指紋認証や顔認証を使ってログインする最新の技術です。

  • パスワード自体が存在しないため、サービス側から漏えいする心配がない
  • 偽サイト(フィッシングサイト)では認証が通らないため、詐欺に強い

GoogleやApple、携帯キャリア、証券会社などで対応が広がっているので、使っているサービスが対応していればぜひ設定してみましょう。

4. 「パスワード管理アプリ」を使う

「サービスごとに長くて複雑なパスワードなんて覚えていられない!」という方は、パスワード管理アプリを活用するのがおすすめです。

  • iPhoneの場合:標準の「パスワード」機能(iCloudキーチェーン)
  • Android / Chromeの場合:標準の「Google パスワードマネジャー」
  • サードパーティ製:1Password などの専用アプリ

これらを使えば、ボタンひとつで複雑なパスワードを自動生成して保存してくれるため、記憶に頼る必要がなくなります。

パスキーとパスワード管理アプリ

パスキーを利用するには、その認証情報を管理するマネージャーが必要で、OSやブラウザなどを利用する方法と、専用アプリを使う方法があります。
パスワード管理アプリには認証マネージャーとして使えるものもあり、1Passwordのようにクラウドで設定やデータを同期できるアプリでは、複数のスマートフォンやタブレットを認証マネージャーとして利用できます。
パスキーを利用する際は、認証マネージャーを何にするかを決めて一元化しておくと、後々の管理が楽になります。

パスキーについて知っておこう

2026年はパスワードなしでサービスにログインできる「パスキー」が大きく普及するのではないかと予想しています。使い始める前にパスキーについて知っておきましょう。 パ…

まとめ:できることからひとつずつ始めよう

企業のデータ流出自体を個人で防ぐことはできませんが、「パスワードを使い回さない」「2段階認証やパスキーを設定する」という備えをしておくだけで、被害に遭う確率を大幅に下げることができます。

セキュリティ対策は「一気に100点を目指す」必要はありません。
まずは「一番よく使うメールや通販サイトのパスワードを変えてみる」ことから、一歩踏み出してみませんか?

ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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