紙メディアの今後
縮小の一途をたどる紙メディア
Webマガジンスタイルの FD Magazineを発行することにした最大の要因は、新聞折込の部数減少と折込料金の値上げです。
三春地区の2020年11月現在の折込部数は4,500部、この10年で約1,000部減少しています。世帯数の減少もあるでしょうが、新聞購読世帯も減っていることは間違いありません。若い世代の新聞離れもありますが、近年は年配の方でも新聞をとらない方が増えているようです。
下記の記事は2018年のものですが、日本国内の新聞の発行部数は10年で約1,000万部減少しているそうです。
新聞以外でも雑誌の廃刊や月刊から季刊化、不定期発行などが続々で、相当メジャーな雑誌でもその傾向に変わりはありません。
最近も女性誌の有名処である「JJ」の不定期刊行が発表され、話題になりました。
私自身、パソコンやインターネットについての知識は雑誌全盛時代だったので、定期購読する雑誌の代金だけでも毎月5,000円以上払っていましたが、ネットの普及にあわせて廃刊に次ぐ廃刊で、現在定期購読している雑誌は1誌のみ、しかも電子書籍で購読しているという状態です。
ネットメインの情報発信にシフト
新聞折込チラシの効果については様々な見方がありますが、新聞の購読部数の減少はチラシが目に触れる機会が減るのは間違いないですし、さらに1部あたり3円から3.5円の値上がりということで、コストの増加も加わってきます。
2年ほど前から毎月発行を2ヶ月毎、3ヶ月毎と縮小させてきていたのですが、2021年はさらに減少させ年3回(4ヶ月毎)の新聞折込にする予定にしました。
そして、メインの情報発信はネットで行い、そのメディアを告知するために折込チラシを使う という手法にシフトします。
ネットではスペースの制限も発行のタイミングの制限もないので、即時即応、臨機応変の情報発信が可能になり、それは結果的に利用されるみなさまのメリットにもなると信じています。
これまでは公式ブログとメールマガジン、新聞折込チラシで情報発信を行ってきましたが、今後はWebマガジンをメインにした情報発信を行っていきます。
Webマガジンと連動するSNS(Twitter、Instagram、Facebook、LINE公式アカウント)も有効に活用していきます。SNSはWebマガジンへの入り口のようなポジションになると思います。
時代にあわせた情報発信を行っていきたい
パソコンやインターネットという世界はめまぐるしく進化するので、その中で仕事をしているとそのスピード感に慣れています。
お客様より少し先を進んで、来るべき時代を快適に過ごせるようにお手伝いすることが、我々の役割ではないかと思いながら、日々商売をさせていただいています。
2020年はコロナ禍というこれまでに経験したことがない大きな変化の1年でしたが、その中でインターネットの果たす役割はさらに重要なものになったことは間違いありません。「今後、こうなっていくだろう。」と言われていたことが、コロナ禍で一気に現実的になったことも多数あります。
紙メディアからWebメディアへのシフトも、時代に合わせた情報発信として、今後間違いなく普及してくるものです。
フジデンキも2021年はさらにWebメディアを活用した情報発信、お客様サポートを実施していきたいと思っています。
フジデンキ 菊地弘尚
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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