ハードディスクの寿命は?

最近のパソコンはSSDになっているものが多いですが、まだHDD(ハードディスク)で稼働するパソコンも多数あります。
しばらく使っているけど、HDDの寿命ってどのくらい?
HDDが故障するとデータを失う可能性があるので長年使っているパソコンは改めて点検しておきましょう。
ハードディスクの寿命はどのくらい?
富士通のサポートサイトでは4〜5年程度が目安としています。
> パソコンの寿命ってどのくらい?壊れてからでは遅すぎる!(FMVサポート)
アメリカのストレージサービス事業者のデータでは、サーバーで使用するHDD※は稼働時間が5年(43,800時間)を超えると故障が急増するとあります。
※サーバー用のHDDは通常のパソコン用HDDとは違い、24時間稼働前提で製造されているものになります。
上記データを1日8時間稼働で計算すると約15年持つ計算になりますが、通常のパソコン用のHDDには当てはまらないと思います。
> 15年使い続けたHDDはいつまで使えるか、「注意」が出たら交換を(日経XTECH)
フジデンキではHDDの大まかな寿命の目安として、使用年数で5,6年、稼働時間で10,000時間と設定しています。
修理を行う際、HDDが上記条件を超えている場合は、故障していなくても交換をすすめています。
HDDの健康診断アプリで確認する
HDDやSSDがどんな状態か確認できる、健康診断アプリがあるので、これを使ってお使いのパソコンのHDDやSSDの様子を確認してみましょう。
上記アプリではHDDやSSDの健康状態や、稼働時間などの情報を確認できます。
下記のように健康状態が 注意 となったものは故障の兆候があるので、即刻大事なデータのバックアップを取り、HDDやSSDの交換修理を行いましょう。

フジデンキではパソコンの修理が持ち込まれた場合、どんな症状のパソコンでも、必ず上記アプリでHDDやSSDの健康診断を行なっています。
また、当店で購入していただいたパソコンを対象に行なっている半年ごとの無料定期点検サービスでも、各種点検を行い上記アプリでの診断結果もあわせてお渡ししています。
いつもと違うと感じたら早めの点検を!
パソコンの修理ではHDDなどのストレージに関する修理が多いです。
ストレージはデータが保存されている部品なので、故障するとデータを失う可能性が高く、ダメージが大きい故障になります。
起動や動作が遅くなった、動作が固まったり再起動したりするなど、パソコンの動きがいつもと違う、と感じたらHDDやSSDの故障の兆候かもしれないので、早めに点検をされることをおすすめします。
ライタープロフィール

- フジデンキオーナー
-
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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