パソコン修理、ここに気をつけよう〜2023年編
パソコン修理する際に気をつけたいことがいくつかあります。
2023年、パソコン修理の際に気をつけたいことをあげてみますので参考に・・・。
パソコン修理、ここに気をつけよう
Windows 11が利用できるパソコンか?
Windows 10は2025年10月にサポートが終了します。
今、Windows 10で修理再生をしてもWindows 11にアップグレードできなければ、あと2年程度でサポート終了となり、使い続けるには危険が大きくなります。
そこで、フジデンキではWindows 10のパソコンも修理の際にWindows 11にして修理する例が多いのですが、パソコンの中にはWindows 11のシステム要件を満たさないため、Windows 11をインストールできないものもあります。
Windows 10では修理をしても2年後にはサポート終了となることを理解しておきましょう。
Windows 11のシステム要件は厳しい
Windows 11が動作するハードウェアの基準は厳密に定められ、要件を満たさないパソコンにはインストールできません。
Windows 11の主なシステム要件
- CPU 1GHz以上の64ビット互換プロセッサ (目安として2018年モデル以降のCPU)
- メモリ 4GB
- ストレージ 64GB以上
- システムファームウェア UEFI、セキュアブート対応
- TPM TPM2.0
- グラフィックスカード DirectX 12以上
2017年以前のパソコンでは、CPU、システムファームウェア、TPMの仕様が要件を満たさないためWindows 11をインストールできないという例が多いです。
HDDモデルはSSDに交換して再生する
修理したいパソコンのストレージがHDD(ハードディスク)の場合は、SSDに交換して修理することをおすすめします。
HDDではいくら高性能なCPUや大容量メモリを搭載していても、思うように動作速度は上がりません。
データの読み書きが高速なSSDを使うことで、Windowsの起動や動作が数倍に跳ね上がります。
せっかく修理するならより快適に動作する状態にして快適に使えたほうがいいですよね。
サポートが終了したWindowsを使うのは危険です
マイクロソフトのサポートが終了すると、Windowsアップデートで配信されているセキュリティ更新プログラムなどの提供が終了し、不具合やセキュリティの脆弱性が発見されても修正されることはなく、使い続ければ続けるほど危険性が大きくなります。
市販のウイルス対策ソフトも、サポートが終了したWindowsでの動作は対象外になるため、一切保証はありません。
修理をする際は、そのパソコンをいつまで使えればいいか ということも含めて検討するようにしましょう。
中古パソコンの購入は要注意
中古パソコンでは、Windows 11のシステム要件を満たさない仕様のパソコンも多く出回っています。
今購入しても2年後にはWindows 10のサポートが終了して、Windows 11にもできないということになるので注意しましょう。
また、中にはシステム要件を満たさないパソコンにWindows 11をインストールして販売してる中古パソコンもありますが、この場合はWindows 11内の年に1度のバージョンアップ(21H2から22H2など)ができない恐れがあります。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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