マイクロソフト製品のサポート切れに注意!
WindowsやOfficeなどのマイクロソフト製品にはすべてサポート期限があり、その期限が過ぎたものはサポート切れになります。
製品のサポート切れは、マイクロソフトのサポートを受けられないだけでなく、トラブルの原因にもなりますので注意しましょう。
サポート切れのWindows 10が存在することを知っていますか?
Windows 10のサポート期限は2025年まであるから安心・・・と思っていませんか?
このサポート期限はあくまでもWindows 10の最新バージョンのサポート期限であり、古いバージョンのWindows 10はすでにサポート期間を終了したものがたくさんあります。
Windows 10のバージョンとサポート期限
バージョン | 公開日 | サポート終了日 |
1507 | 2015年7月29日 | 2017年5月9日 |
1511 | 2015年11月10日 | 2017年10月10日 |
1607 | 2016年8月2日 | 2018年4月10日 |
1703 | 2017年4月5日 | 2018年10月9日 |
1709 | 2017年10月17日 | 2019年4月9日 |
1803 | 2018年4月30日 | 2019年11月12日 |
1809 | 2018年11月13日 | 2020年11月10日 |
1903 | 2019年5月21日 | 2020年12月8日 |
1909 | 2019年11月12日 | 2021年5月11日 |
2004 | 2020年5月27日 | 2021年12月14日 |
20H2 | 2020年10月20日 | 2022年5月10日 |
21H1 | 2021年5月18日 | 2022年12月13日 |
21H2 | 2021年11月16日 | 2023年6月13 日 |
2022年3月時点では最新バージョンは21H2で、この5月には20H2のサポートが終了します。
先日持ち込まれたパソコンにバージョン1909のものがありましたが、これは2021年5月、約1年前にサポートが終了しています。
こういったパソコンの場合は、Windows 10のサイトから最新のインストールプログラムを使って、一気にバージョン21H2にするのがおすすめです。
2022、2023年にサポートが終了する製品
今年2022年から来年の2023年に終了するマイクロソフト製品は以下のものになります。
製品名とバージョン | サポート終了日 |
---|---|
Windows 10 20H2 | 2022年5月10日 |
Windows 10 21H1 | 2022年12月13日 |
Windows 10 21H2 | 2023年6月13日 |
Windows 11 21H2 | 2023年10月10日 |
Office 2013 | 2023年4月11日 |
Windows 10と11についてはそれぞれのWindowsで新しいバージョンが提供され、無償でバーションアップできるので、最新のバージョンにすることでサポートが継続します。
注意したいのはOfficeで、無償で次のバージョンのOfficeにバージョンアップすることはできません。最新のOffice(現在はOffice 2021)にする場合は製品(ライセンス)の購入が必要です。
Officeをサポート期限を気にせず使いたい場合は、サブスクリプションのMicrosoft 365を契約し利用することができます。
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ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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