Outlookをお使いの方は急ぎアップデートを!
マイクロソフトのOutlookで発見された脆弱性は、リモートでコードが実行されることで、情報漏えい等の危険があるので、速やかにアップデートをすることと警告されています。
Outlookの脆弱性で情報漏洩の危険性
この脆弱性の修正プログラムは2月の月例アップデートで公開されています。
> CVE-2024-21413 Microsoft Outlook のリモートでコードが実行される脆弱性
Outlookのリンク(ハイパーリンク)の処理に問題があり、認証情報の漏洩やリモートコード実行を引き起こす可能性があります。
情報漏洩や悪意を持ったプログラムが実行される被害にあう恐れがあるので、速やかにアップデートを適用しましょう。
Outlook 2016以降がインストールされているパソコンでは、Windowsアップデートで自動配信されインストールされているはずですが、念のため手動でWindowsアップデートを実施して確認しておくといいでしょう。
Windowsアップデートを手動で実施する方法は下記の記事にあります。Windows 10で紹介していますが、Windows 11でも同様の手順になります。
Outlook 2013 以前は対象外です
今回修正プログラムが提供されているのは、Outlook 2016以降です。
Outlook 2013(Office 2013)は2023年4月11日にサポートが終了しているので、修正プログラムの提供はありません。
CVE-2024-21413 Microsoft Outlook のリモートでコードが実行される脆弱性 の情報を確認すると提供されるのは下記の製品になります。
マイクロソフトのサポートが終了した製品は使い続けることはできますが、こういった修正プログラムの提供がないため、日々危険性は大きくなります。
特にOutlookはメールを扱うため悪意を持ったメールに触れることもあり、他の製品より危険性が大きいので、使用するのは控えたほうがいいでしょう。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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