システム要件を満たさないパソコンでもWindows 11はインストールできる ※保証外

システム要件が厳しいWindows 11ですが、システム要件のチェックを回避することで、要件を満たさないパソコンでもWindows 11をインストールすることが可能なことがわかりました。

Windows 11のシステム要件は厳しい

Windows 11が動作するための条件=システム要件は厳密に設定され、インストール時にパソコンの構成をチェックし要件を満たさないパソコンにはインストールできない仕組みになっています。

2018年以降に発売されたパソコンはほぼ要件を満たすと思われますが、それ以前のパソコンでは要件を満たさないものが大半になります。4,5年前に購入したパソコンではWindows 11を使えない・・・というのが現実です。

システム要件のポイント

複数のパソコンで要件をチェックしてみると、Windows 11のシステム要件では3つのポイントがあります。

  1. CPU・・・1 ギガヘルツ (GHz) 以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサ(マイクロソフトの定めたものに限る)
  2. システムファームウェア・・・UEFI、セキュア ブート対応
  3. TPM・・・トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0

システム要件のチェックで引っかかるのはこの3つになります。

システム要件のチェックを回避する方法

Windows 11インストール時はシステム要件のチェックが行われますが、この要件チェックを回避することで要件を満たさないパソコンでもWindows 11をインストールすることができます。
システム要件のチェックを回避する方法はマイクロソフトが公開する正式な方法と、非公式な方法があります。

マイクロソフトが公式に発表している回避策(英語)

非公式な方法はここでは紹介しませんが、ネットにはたくさんの情報が掲載されています。
※回避策は公式・非公式とも自己責任で行うものとなりますので、実施される方はその点を了承して行ってください。

システム要件を満たさないパソコンにWindows 11をインストール

フジデンキでも実際に試してみました。

使用したパソコンは2012年3月発売の富士通のノートパソコン FMV-A77GRです。
CPU:Core i7-2670QM メモリ:8GB ストレージ:SSD128GB
セキュアブート未対応 TPMなし
・・・9年前のパソコンですので、システム要件の3つのポイントはすべて満たしていません。

このパソコンにWindows 11がインストールできるのか?

できました!

インストールメディアからの新規インストールと非公式の回避策を組み合わせた方法でインストールできました。

要件を満たしていないパソコンですが、ハードウェアはきちんと判別されています。

セキュアブートとTPM2.0のチェックは回避策を使えばクリアできますが、アップグレードでインストールをする場合はCPUのチェックで引っかかることがあるという情報があります。
しかし、新規インストールの場合はCPUのチェックがないため、新規インストール+回避策を使うとインストールできる確率が高くなるようです。
※CPUのみ要件を満たさないパソコンでは、回避策を使わずに正常にインストールできました。これはすでにフジデンキで実証済みです。

要件を満たさないパソコンでの使用はリスクもあります

マイクロソフトはWindows 11のシステム要件を満たさないパソコンにWindows 11をインストールした場合、更新プログラムの提供が行われないなどのリスクがあると発表しています。
フジデンキで確認してる範囲では、現時点ではWindows アップデートで更新プログラムは配信されていますが、今の配信システムが変更される可能性もありますし、大幅なバージョンアップの際に何らかの問題がおきることも考えられます。

マイクロソフトが回避策を公開しているとはいえ、リスクについても明言しています。

Windows 11のシステム要件を満たさないパソコンにWindows 11をインストールして使うのは自己責任である、ということを理解しておいてください。

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ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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