Windowsのカスタマイズはほどほどに
更新プログラムをインストールしたらWindowsが起動しなくなるというトラブルが発生、原因はマイクロソフトのサポート外の方法でカスタマイズをしたことだったようです。
更新プログラム適用でWindows 11が起動しなくなる
Windows 11の累積更新プログラム「KB5022913」をインストールしたWindows 11 22H2が起動しなくなるというトラブルが発生しました。
マイクロソフトの報告では、サポートしていない方法でUIをカスタマイズしたサードパーティ製(マイクロソフト製ではない)アプリケーションを利用している場合に発生するとのことです。
このトラブルはサードパーティー製のUIカスタマイズアプリケーションを使っていない環境では発生しないので、大半のユーザーには影響はありません。。
カスタマイズは自己責任です
KB5022913ではタスクバーの検索ボックスの新機能追加などが行われたので、UIをカスタマイズするアプリに影響が出たのだと思われます。
新しいWindowsが出ると「使い慣れた以前のWindowsの操作スタイルで使いたい」という方に向けて、フリーソフトなどでUIをカスタマイズするアプリがいくつも出てきますが、これらを使うのはマイクロソフトのサポート外ですし、一切の保証はありません。
無料で利用できるフリーソフトは、それを使うことは自己責任です。
有料のソフトでもサポートがしっかりしていなければ解決できないこともあります。
WindowsのUI(ユーザーインターフェイス=操作方法)をカスタマイズすることは、Windowsの内部に食い込むことになるので、今回のようなリスクもあるということです。
カスタマイズを行う際は自己責任ということをお忘れなく!
標準機能でできる範囲で行うのがおすすめ
Windowsの見た目や操作方法を変更したい場合は、Windows標準の機能でできる範囲で行うのがおすすめです。
よく調べてみると変更できることも多いです。
変更する際はどこをどう変更したかをメモしながら行うと、戻したくなった時に役立ちます。
フジデンキでは仕事柄多数のパソコンを操作するので戸惑わないよう、自分で使うパソコンもできるだけ標準的な状態で使うようにしています。
新しいWindowsも最初は違和感がありますが、1,2ヶ月使ってみると慣れてきてスムーズに使えるようになります。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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