Zoomについて知っておきたいこと
コロナ禍で一躍有名になったビデオ会議サービス、中でもZoomは普及率が高く、使う機会が多いサービスです。
相手からZoomを使って欲しいと言われて使い始めたけれど、よくわからないまま使っているという方も多いようですので、ここで改めてZoomについて知っておきたいことをあげてみます。
Zoomのアカウントについて
会議に参加するだけならアカウントは不要
「Zoomで会議をするのでメールを見てください。」ということでZoomを使う場合は、メール内のURLをクリックして会議室に入ることができます。初回のみZoomのクライアントアプリをインストールする必要がありますが、これも自動でやってくれます。
この場合はZoomの利用にはアカウントは必要なく、届いたメールにあるURLをクリックすると、指定の会議室に入室して会議に参加できます。
会議室を作成するにはアカウントが必要
自分で会議室を作成して会議をする場合はZoomアカウントが必要になります。
アカウントは無料で作成することができ、基本的な機能を利用することができますが、長時間の会議や会議の保存などは有料のプランでないと利用できません。
下記の記事ではアカウントの作成から利用方法まで詳細に解説していますので、ぜひ参考にしてください。
無料と有料のアカウントでできることの違いは下記の記事が参考になります。
Zoomアプリはアップデートを忘れずに!
この春、Zoomの普及にあわせてZoomの脆弱性が大きな話題になりました。セキュリティの脆弱性を利用され、会議室の乗っ取りなどが発生し、問題視されましたが、Zoomでは脆弱性を修正した新しいバージョンを公開し対応しています。
Zoomで会議をしたことがあるということは、パソコンにZoomのクライアントアプリがインストールされていますので、そのアプリを最新版にアップデートしておくようにしましょう。
バーチャル背景の利用はパソコンの性能に左右される
Zoomを使うようになると気になるのが会議に参加した際に映り込む自分の部屋などの様子。相手に見せたくないという場合もありますよね。
そこで利用したくなるのが自分の背景に指定した画像を差し込むバーチャル背景という機能。
最近はスタジオジブリなどで公式のバーチャル背景に使うための画像を提供していて、ちょっとしたブームになっています。
バーチャル背景を使う際は、パソコンの性能で使えない場合がありますので注意してください。
フジデンキでも「バーチャル背景が使えないんだけど・・・。」という相談を受けることがあるのですが、パソコンの性能がバーチャル背景を使う基準を満たしていないことが原因です。
Zoomではバーチャル背景を利用する際のシステム要件(パソコンの性能)を指定していますので参照ください。
パソコン買換時は用途にあわせて検討しよう
Zoomではバーチャル背景だけではなく、スムーズな会議の進行のためには高速なインターネット回線と高速に処理する能力があるパソコンが必要です。
簡単な事務用途では十分使えるパソコンでも、Zoom会議ではモタついてしまうという例もあります。
これまで以上にパソコンの性能というものが重要になってきています。パソコンを購入する際は、価格だけではなく、使用目的や用途にあわせて、性能の面も含めて検討するようにしましょう。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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