2021年 インターネットを安全に使うためにすべきこと
2020年は世界的なコロナ禍の中、ネットの重要性がさらに高まった1年でしたが、今年は5Gの普及などさらにネットを取り巻く環境が大きく変わる年になるのではないかと思います。
そんな中、安全にインターネットを利用するためにすべきこと、心がけたいことをまとめてみます。
Windowsは最新バージョンを使う
Windows 10は半年に1度のペースでバージョンアップが公開され、公開されたバージョンは18ヶ月でサポートを終了します。
Windows 10であっても古いバージョンはサポート対象外となり、セキュリティ更新プログラムの提供も終了するため、そのまま使い続けるのはとても危険です。
Windowsは最新バージョンを使う ということを心がけ、きちんとバージョンアップしながら使っていきましょう。
Windowsアップデートを忘れずに実施する
マイクロソフトは毎月第2水曜日(アメリカ時間では毎月第2火曜日)にセキュリティ更新プログラムを提供する月例アップデートがあり、その他に月に1,2回はアップデートが公開されます。
特にセキュリティ更新プログラムは、プログラムの脆弱性の改善などセキュリティ面で重要なアップデートなので、忘れずにインストールしておかなければならないアップデートです。
Windowsアップデートは自動で適用されますが、ユーザーが更新チェックをしてインストールすることもできます。
パスワードを使い回さない
ネットを利用していると増えてくるのがアカウントやパスワードですが、覚えきれないからと複数のサービスで同じパスワードを使い回していませんか?
同じパスワードを使っていると、ひとつのサービスで情報漏洩があると芋づる式に複数のサービスが乗っ取られるという事態が起きます。
まして簡単に類推できるようなパスワードだと、情報漏洩しなくとも簡単に乗っ取られてしまいます。
もし、パスワードを使い回しているのであれば、2021年はパスワードの使い回しをやめることを目標にして実践しましょう。
> インターネットサービスのアカウントを安全に管理するための要点とは(トレンドマイクロ)
大切なデータはパソコンの外にバックアップをする
今使っているパソコンが故障し、保存しているデータが消えたらどうしますか?
パソコンの修理はできても、失ったデータを取り戻すことはできない・・・という例も多々あります。
失っては困るデータはパソコンの外にバックアップすること が重要です。
Windowsではマイクロソフトのクラウドストレージ OneDrive(ワンドライブ)が標準で用意され無料で利用できます。
(マイクロソフトアカウントが必要、無料プランの容量は5GBまで。)
自分のパソコンのOneDriveのフォルダに保存するだけで、マイクロソフトが管理するクラウドストレージに同期させるので、リアルタムにバックアップしていることになるので、手間をかけずにバックアップすることができます。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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