もしサポート詐欺にあったら
サポート詐欺は誰でも遭遇する可能性があります。
もしサポート詐欺の表示が出たらどうするか、改めて確認しておきましょう。
サポート詐欺の手口や仕掛けは巧妙になっている
サポート詐欺の手口や仕掛けも進化し、巧妙になってきています。
以前はアダルトサイトなどから偽の表示を出すサイトに誘導する例が主でしたが、最近はホームページに表示される広告枠に偽広告を表示して誘導するケースが増えています。
サポート詐欺表示が出た例
- ファッション情報のサイトに表示された広告をクリックして詐欺表示が出た
- Googleアドセンス=Googleの広告表示サービスの広告をクリックして詐欺表示が出た
- YouTubeの広告をクリックして詐欺表示が出た
- SNSの記事や広告をクリックして詐欺表示が出た
さらにホームページのメニューのように偽装していたり、検索サービスの検索結果に偽広告を表示される例もあるようです。
上の記事で紹介されていますが、これまではサポート詐欺の表示が出た際に[Alt]+[F4](ウインドウを閉じるショートカット)で表示を消すことができましたが、最近はこのやり方では表示を消せないなど仕掛けも進化しているようです。
もしサポート詐欺にあったら
もしサポート詐欺の表示が出たらどうするかを想定しておきましょう。
対策としては下記のようになります。
- ウイルスに感染した、パソコンにエラーがあるといった表示が出た際に、表示にある連絡先に電話をしない
- [Ctrl]+[Alt]+[Del]キーを押し画面右下の電源ボタンでシャットダウンする
- ノートパソコンの場合はパソコンを閉じて休止状態にするのも可
- 最終手段として電源ボタンを4秒以上押し続け強制終了する(データ破損のリスクがあります)
表示が出ても慌てずに・・・といっても、いざ遭遇すると慌ててしまうと思います。
そんな時は一人で解決しようとせず、周りの人に相談するようにしましょう。
身近な人からサポート詐欺の相談を受けたら
サポート詐欺は誰でも遭遇する可能性があるので、身近な人からサポート詐欺の相談を受けたら、決して責めないようにしましょう。
サポート詐欺に遭遇したのは本人の不注意ではなく、犯罪のプロである攻撃者が技術を駆使して誘導した結果です。
慌てたり落ち込んだりしているところに支えるべき家族や仲間がいなければ、被害にあった方はどうしようもありません。
いかに被害を少なくできるかを一緒に考えてあげてください。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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