利用していない3大アカウントが削除される期限
マイクロソフトアカウント・Googleアカウント・Apple IDを利用しないとどの程度の期間で削除されるのかを調べてみました。
無料のアカウントは一定期間利用しないと削除される
先日、Googleが2年間アクセスがないアカウントとそのコンテンツを削除すると発表しました。
無料で利用するサービスのアカウントは、そのサービスが定めた期間利用がない(サインインしていない)と削除されることがあります。
そこで今回改めてマイクロソフトアカウント・Googleアカウント・Apple IDの3大アカウントで、どの程度利用していないと削除されることがあるのかを調べてみました。
利用していないアカウントの削除について
マイクロソフトアカウント
Windowsパソコンをお使いの方は必須のアカウントです。
WindowsのログインやOneDriveなどの利用、さらにOfficeライセンスの管理にも使われます。
利用規約によるとマイクロソフトアカウントは2年間サインインしていないと削除されるとあります。
Googleアカウント
GmailやGoogleフォト、Googleドライブなどの各種Googleサービスで利用される他、Androidスマートフォンやタブレットなどでは必須のアカウントです。
Googleのポリシー(規約)では、2年間利用しないGoogleアカウントは無効とみなされ、アカウントとそのコンテンツを削除されるとあります。
Apple ID
iPhoneやiPad、MacなどのAppleデバイスでは必須、その他、iCloudなどのAppleサービスやiTunesストアなどでメディアの購入にも利用されます。
AppleのiCloudの規約によると、1年間利用しないと削除される場合があるとあります。
アカウント削除を回避するには?
各アカウントとも利用(サインイン)していれば削除されることはありません。(規約に違反する使い方をした場合は除く)
サブ的に持ってるアカウントなどで日常的に利用していない場合は、数ヶ月に1度はサインインするということをしておけば削除されることはありません。
マイクロソフトアカウントの注意点
注意したいのは、インターネットに接続しないでパソコンをお使いの方です。
設定されたOfficeはマイクロソフトアカウントに登録されますが、それ以降マイクロソフトアカウントにサインインされない状態が続くとアカウントが削除される恐れがあります。
アカウントが削除されると、登録されたOfficeも無効になり修理等で再インストールする必要が出てもOfficeをダウンロードできず、インストールすることができなくなります。
これを回避するには最低でも2年に1度はマイクロソフトアカウントでサインインすることですが、パソコンでできない場合はスマートフォンでサインインするのも有効です。
アカウントの管理は厳重に!
それぞれのアカウントは利用されている方にとってはとても重要です。
アカウントが使えなくなればサービスが利用できなかったり、登録したOfficeや購入したアプリやメディアを失うことになります。
また、乗っ取りの被害に合うという可能性もありますので、アカウントの管理は厳重に行いましょう。
各アカウントとも2要素認証を設定できるので、安全のために2要素認証を有効にしておくことをおすすめします。
また、以前利用していたけれど今は使ってないというアカウントがあれば、削除してしまいましょう。
放置アカウントは乗っ取りの被害に合う恐れがあるので、使わないなら削除 がおすすめです。
この機会に自分で持っているアカウントを再確認し、厳重に管理するようにしましょう。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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