バッファローWi-Fiルーターの一部機種で脆弱性確認、「製品の使用停止」を推奨
バッファローのWi-Fiルーターの一部機種に脆弱性があることがわかりました。
古い機種でバッファローのサポートは終了しているため、製品の使用停止を推奨しています。
バッファローWi-Fiルーターの一部機種に脆弱性
今回発表された機種はWBR-B11やWBR-G54Lなど、15年以上前に販売されていた機種のため、使用されている方は少ないと思います。
下記のような形状のもので、昔使っていた!と懐かしく思うくらいの機種です。
対象機種と詳細はバッファローのサイトに情報があります。
Wi-Fiルーターにもサポート期限がある
Wi-Fiルーターもファームウェアというプログラムで動作しているため、今回のような脆弱性が発見されたり、不具合が確認された場合、さらに機能や性能の向上のため、ファームウェアをアップデートすることがあります。
しかし、今回の機種のようにすでにメーカーのサポートが終了しているものは、ファームウェアのアップデートもないので、脆弱性や不具合の改善はされることがありません。
これは、サポートが終了したWindowsやOfficeと同じ、と考えていいでしょう。
ネットワーク機器も適度な期間での買替えがおすすめ
Wi-Fiルーターなどのネットワーク機器は24時間休みなく動作しているため劣化も早いですし、性能や機能が向上するスピードも速いので、壊れないからと使い続けるのではなく、ある程度のサイクルで買い替えていくのがおすすめです。期間は5〜7年といったところでしょうか?
パソコンやスマートフォンなどを買い替えて最新機種になっても、Wi-Fiルーターが古いと新しい規格に対応しないため、せっかくの性能を活かすことができない・・・ということになります。
快適にネットを活用したいのであれば、パソコンやスマートフォンだけではなく、Wi-Fiルーターやネットワーク機器を見直すこともお忘れなく!
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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