OneDriveのバックアップ機能に注意
OneDriveのバックアップ機能を有効にすると、Outlookのデータにアクセスできないというトラブルが見受けられます。
OneDriveのバックアップ機能とは?
Windowsの標準機能として用意さているクラウドストレージがOneDriveで、無料のアカウントでは5GBの容量が利用できます。
このOneDriveにはバックアップという機能があり、デスクトップ・写真・ドキュメントなどのフォルダを同期対象にしてバックアップすることができます。
Windowsはこの機能を使わせたくて頻繁に「バックアップをしましょう」とメッセージを表示してきます。
OneDriveのバックアップ機能は、デスクトップやドキュメントなど、普段使うファイルを置く場所をバックアップ対象にしてくれるので、意識せずにバックアップができて便利です。
※写真(ピクチャ)フォルダなどに写真が多数置かれると容量が大きくなり、無料の容量5GBがすぐに一杯になってしまうので注意が必要です。
Outlookデータにアクセスできない というトラブルが起きることがある
便利なOneDriveのバックアップ機能ではありますが、この機能が有効になっていると、OutlookのデータにアクセスができないためOutlookでメールの送受信ができなくなるというトラブルが起きることがあります。
Outlookのデータは標準設定ではドキュメントフォルダの中にある Outlookファイル というフォルダに入っています。
OneDriveのバックアップ機能が有効になっているとドキュメントフォルダもバックアップ(同期)対象になりますが、この場合にOutlookのデータファイルが同期中のままになり、Outlookがアクセスできない状態になってしまう・・・というトラブルがよく見受けられます。
OneDriveのバックアップはオフで使うのがおすすめ
便利な機能ではありますが、Outlook以外にも何かとトラブルになることもあるので、フジデンキではOneDriveのバックアップ機能はオフで使うことをおすすめしています。
バックアップ(同期)したいファイルはOneDriveフォルダに置く、という使い方ならわかりやすいですし、トラブルが発生することも少なくなります。
不用意にOneDriveのバックアップ機能を有効にしたため、意図せずに情報が流出してしまうということもあるので、利用する際はその機能を十分理解して使うようにしましょう。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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