高齢者とそのまわりの方に気を付けてほしい消費者トラブル

国民生活センターは高齢者とその周りの方に気をつけて欲しい消費者トラブルを紹介しています。
ここではその中からパソコンやインターネットに関する項目について解説します。

高齢者とそのまわりの方に気を付けてほしい消費者トラブル 最新10選

国民生活センターでは、9月19日の敬老の日にあわせて、全国の消費生活センター等に寄せられた相談やこれまでの公表資料などから、高齢者と、高齢者を見守る方々に向けて、今、特に気を付けてほしい消費者トラブルをまとめました。

  1. 屋根や外壁、水回りなどの”住宅修理”
  2. 保険金で住宅修理できると勧誘する”保険金の申請サポート”
  3. “インターネットや電話、電力・ガスの契約切替”
  4. “スマホ”のトラブル
  5. 健康食品や化粧品、医薬品などの”定期購入”
  6. パソコンの”サポート詐欺”
  7. “架空請求”、”偽メール・偽SMS”
  8. 在宅時の突然の”訪問勧誘、電話勧誘”
  9. “不安をあおる、同情や好意につけこむ勧誘”
  10. 便利でも注意”インターネット通販”

パソコンやインターネット関するトラブル解説

3. “インターネットや電話、電力・ガスの契約切替”

「インターネットや電話、電気が安くなります。」という勧誘の電話はよくかかってきます。
「NTTや電力会社の契約の件で・・・。」という言葉でくることが多く、一見営業のように見えないのですが、実際は自社のサービスを契約してくださいという営業です。
変更しても安くならなかったり、オプションを付けられてかえって高くなったりすることもあります。
契約を戻そうとするとえらく手間がかかってしまうこともあります。

4. “スマホ”のトラブル

携帯電話ショップで不必要なオプションを契約させられたり、それほど使わないのに大きなデータ通信のプランを契約させられることがあります。
また、インターネット回線と併せて格安SIMのスマホを契約させるという例もあります。

6. パソコンの”サポート詐欺”

「あなたのパソコンは修理が必要です」というメッセージを表示させ、サポート窓口を名乗る電話番号に電話をかけさせたり、画面上で誘導し、ソフトを購入させようとしたり、サポート料金をだまし取る行為があります。
クレジットカードや電子マネーなどで支払わせようとします。

テクニカルサポート詐欺の例

7. “架空請求”、”偽メール・偽SMS”

パソコンの画面に請求画面を表示させたり、メール・SMS(ショートメール)で使ってもいない利用料金の請求をする行為があります。
また、荷物の配達で不在だったためこちらで手続きを・・・宅配業者のホームページを装って個人情報を入力させたり、スマホに不正なアプリをインストールさせる行為もあります。

高齢者に限らず、慌てずに周りに相談すること

電話勧誘は絶対にその場では契約せず、一旦電話を切り、周りに相談してから判断しましょう。
メールやパソコンの表示が出た場合も、そのままの流れで手続きをせず、必ず周りに相談するようにしましょう。

高齢者に限らず詐欺行為の被害やトラブルに遭遇していますので、皆さん注意しましょう。

詐欺行為などはどんなものがあるかを知っておくことも予防になります。

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ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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