Office 2013 サポート終了でどうする?
2023年4月11日にOffice 2013のサポートが終了しました。
まだお使いの方も多いと思いますが、サポートが終了したOffice 2013をどうするか?
個人向けにいくつか案をあげてみます。
Office 2013は2023年4月11日でサポート終了
マイクロソフトはOffice 2013のサポートを2023年4月11日(日本時間では4月12日)で終了しました。
同日に公開された月例アップデートが最終の更新プログラム提供となり、以後は更新プログラムの提供もありません。
これにより、不具合やセキュリティの脆弱性などが発見されても修正されることはなく、使い続けるにはリスクが出てきます。
サポート終了後の対策は?
Office 2013のサポート終了後、どうすればいいか?
個人向けにいくつか案をあげてみます。
1. 新しいバージョンのOfficeライセンスを購入しインストールする
現在流通している買い切り型(永続ライセンス)のOfficeはOffice 2021で、マイクロソフトのウェブサイトでの販売価格は下記のようになります。
Office Personal 2021 | 34,273円 |
Office Home & Business 2021 | 39,982円 |
2. Microsoft 365のサブスクリプションを購入
サブスクリプションのMicrosoft 365は毎年または毎月支払いが発生しますが、契約している限り最新版のOfficeアプリが利用できます。
その他にクラウドストレージのOneDriveの容量が1TB、セキュリティソフトなどの利用も可能です。
Microsoft 365 Personal | 13,545円/年 | 1ユーザー |
Microsoft 365 Family | 19,091円/年 | 2〜6ユーザー |
買い切り型(永続ライセンス)のOffice、個人向けMicrosoft 365は価格の改定が行われ、6月1日より15%程度の値上げになります。
3. そのまま使い続ける
サポートは終了しても使い続けることは可能です。
不具合やセキュリティの脆弱性の危険性があることも理解して利用する選択肢もあるでしょう。
Office 2013が付属していたパソコンは使用開始から8年以上は経過していると思われますが、使ってもあと2,3年程度になるので大きなトラブルが起きる可能性は低いと思われます。
ただし、Outlook 2013でメールを利用することはWord 2013やExcel 2013を使うより危険性が高くなるのでおすすめできません。
また、サポートが終了した製品を使うのは自己責任であるということを理解しておきましょう。
次期Officeはいつ出るのか?
Office 2013、2016、2019、2021と2,3年の間隔で新バージョンが公開されていますが、2023年4月時点ではまったく噂もありません。
一方、マイクロソフトは買い切り型のOfficeを出すのをやめるのではないかという噂もあります。
これはOffice 2016までは10年間のサポートだったものを、2019では7年に短縮、2021ではさらに5年に短縮されたことで、いよいよか・・・と言われています。
すでに一部ではMicrosoft 365 Personalのライセンスを1年分付属したスタイルで発売されるパソコンも出てきており、もしかすると大手メーカーのパソコンもこのスタイルになる可能性もあります。
Office付きのパソコンが当たり前というのは世界でも日本だけの特殊な事情もあるのですが、そろそろそれも是正してくるのかもしれません。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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