Microsoft 365のサービスが充実してきている

Microsoft 365の家庭向けプランのサービス内容が充実してきています。
2022年に追加されたものを紹介してみます。

Microsoft 365 家庭向けプラン

マイクロソフトのサブスクリプションサービスは家庭向けと一般法人向けがありますが、個人利用では家庭向けプランを利用するのが一般的です。(個人でも一般法人向けプランを利用することは可能です。)

Microsoft 365 家庭向けプランには1人用のPersonalと2〜6ユーザー用のFamilyがあります。

プラン名料金(年払)ユーザー数
Microsoft 365 Personal12,984円/年1人
Microsoft 365 Family18,400円/年2〜6人
料金は月払いもありますが割高になります

Officeのデスクトップアプリが1ユーザーでPC5台まで同時に利用でき、クラウドストレージのOneDriveの容量も1TB利用可能ですが、さらにサービスが追加されました。

2022年に追加されたサービス

2022年はMicrosoft 365 家庭向けプランが大きく進化しました。

Microsoft 365 Familyの新設

1人用のMicrosoft 365 Personalが複数ユーザーで利用できるファミリープランが新設されました。
独立したアカウントで利用でき、OfficeのデスクトップアプリもPC5台まで、OneDriveもそれぞれが1TBずつ利用できます。
最大の6人で利用した場合、1人あたり年間3,066円という高コスパです。

Microsoft Defenderが利用可能に

Windowsに標準で装備されているウイルス対策ソフト Windows Defenderの高機能な有料版 Microsoft Defenderが利用できるようになりました。
Windowsの他、MacやiOS、Androidでも利用できるウイルス対策ソフトです。

Clipchampが追加された

さらにこの10月に動画編集ソフトのClipchampが追加されました。
Windowsには標準でインストールされていますが、これは機能制限版で本格的な利用にはサブスクリプションに加入する必要がありますが、Microsoft 365を契約しているアカウントであれば、フル機能が利用できます。

今後はサブスクリプションが主流になる

マイクロソフトはサブスクリプションのサービスを中心に展開しています。

買い切り型のOfficeのサポート期間短縮の様子を見ればそれはあきらかです。

バージョン公開日サポート終了日サポート期間
Office 20162015年9月23日2025年10月14日10年
Office 20192018年9月24日2025年10月14日7年
Office 20212021年10月5日2026年10月13日5年

現在販売されているOffice付きパソコンの多くはOffice 2021が付属しますが、4年後にはOffice 2021のサポートが終わってしまうのです。Officeにはバージョンアップの割引もなく、Office Home & Business では38,000円程度の製品を購入することになります。

Microsoft 365のライセンスを契約してあれば、Officeなしのパソコンを購入してもいいので、Office分割安になります。
その点も含めて考えるとMicrosoft 365のサブスクリプション料金もそれほど割高には感じないのではないでしょうか?

いずれにしても今後Microsoft 365のサービスが主流になることは明白ですし、さらに機能も充実してくると思われます。
次回パソコン購入の際は、Microsoft 365の導入も含めて検討してみてもいいかと思います。

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ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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