利用中のユーザーは注意! Evernoteの無料プランの制限が厳しくなります
ノートアプリのEvernoteの無料プラン内容が12月4日から変更され、1つのノートブックと50のノートまでに制限されます。
既存の無料プランのユーザーはデータが消えることはありませんが、追加はできなくなります。
Evernoteの無料プランの制限が厳しくなる
Evernoteの無料プランは12月4日から下記のようにノートブック数は250→1、ノート数は10万→50と大幅に制限されます。
ノートブック数 | ノート数 | |
---|---|---|
2023年12月4日より | 1 | 50 |
これまで | 250 | 10万 |
現時点で50以上のノートと1つ以上のノートブックを利用しているユーザーは、引き続きノート/ノートブックの表示、編集、エクスポート、共有、削除が可能だそうですが、新規に追加することはできなくなります。
無料プランはお試しプランになった
1つのノートブックと50のノートという制限は実用するにはあまりにも厳しく、お試しプラン的なポジションになったという感覚です。
今回の制限以上のデータを持つ既存ユーザーは、12月4日現在で持っているノートブックやノートは削除されることなく、編集や共有などもできますが、新たにノートブックやノートを作ることができなくなります。
有料プランにするか、乗り換えるか
引き続きEvernoteを本格的に利用したい場合は、有料のプランにアップグレードする必要があります。
プラン | 年払い | 月払い |
---|---|---|
PERSONAL | 9,300円/年(1月あたり775円) | 1,100円/月 |
PROFESSIONAL | 12,400円/年(1月あたり1,033.33円) | 1,550円/月 |
それなりの価格になってしまうので迷われる方も多いと思います。
Evernpteからの乗り換え先としては、マイクロソフトのOneNoteや、Notionなどのアプリがあり、データを移行する機能も用意されています。
OneNoteは無料(データ量はOneDriveの容量による)、Notionも無料プランでも十分利用できる内容です。
フジデンキでも10年くらい有料プランでEvernoteを使っていましたが、2020年に同期のトラブルが起きてサポートの対応もよくなく解決できなかったのでNotionに乗り換えています。
Evernoteユーザーは思案のしどころですね。
ライタープロフィール
-
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
最新の投稿
- パソコンサポート2024年11月20日Windowsのスタートメニューを自分好みの状態にする
- ニュース2024年11月13日マイクロソフト2024年11月の月例アップデート公開
- パソコンサポート2024年11月13日非正規の方法でWindows 11を使うリスクは?
- キャンペーン2024年11月7日パソコン修理年末キャンペーン 11/11~12/30