アプリのサポート切れに注意しよう
アプリ(ソフトウェア)にはサポート期限が設定されているものが多く、サポート切れの製品を使っているとパソコンに被害をもたらすことがあるので注意しましょう。
アプリのサポート期限
多くのアプリ(ソフトウェア)にはサポート期限が設定されています。
マイクロソフトではすべての製品にサポートライフサイクルによりサポート期限があります。
製品名(バージョン) | サポート終了日 |
---|---|
Windows 10 | 2025年10月14日 |
Windows 11(21H2) | 2023年10月10日 |
Windows 11(22H2) | 2024年10月8日 |
Office 2013 | 2023年4月11日 |
Office 2016 | 2025年10月14日 |
Office 2019 | 2025年10月14日 |
Office 2021 | 2026年10月13日 |
一太郎などでお馴染みのジャストシステムもすべての製品にサポート期限が設定されています。
サポート期限はアプリメーカーがその製品をサポートする期限で、期限を過ぎたものはサポートが終了し、不具合やトラブルが起きても修正されることもありません。電話等のサポートでもサポート期限が切れたものは対応してもらえません。
アプリのサポート切れはパソコンに被害をもたらす場合も
サポートの切れたアプリはセキュリティの脆弱性が見つかっても修正されることがないので、そこを突かれてマルウェア(ウイルス)に感染するおそれがあります。
特に利用者の多いアプリは格好のターゲットになるので要注意。
サポートが切れたOffice 2013やOffice 2010などをお使いの場合は特に気をつけましょう。
セキュリティ対策ソフトの有効期限も注意
ウイルスバスターなど市販のセキュリティソフトは購入後もライセンスの更新をしないと有効期限が切れます。
有効期限が切れるとアップデートができなくなりウイルスの情報等が更新されないので、危険な状態になってしまいます。
セキュリティソフトが入っているからと安心せず、使っているセキュリティソフトの有効期限を確認しておきましょう。
動作対象のWindowsにも注意
サポートには期限の他に動作を保証するWindowsも設定されています。
古いソフトやバージョンの場合、Windows 10や11での動作を保証していないものもあり、そのアプリをインストールすることでWindowsの動作がおかしくなることもあるので注意が必要です。
特によく見かけるのが、デジカメやプリンターに付属していたCDに入っているアプリで、7,8年前に購入した製品のCDのアプリは新しいWindowsに対応していないことが多いです。
メーカーのホームページで最新バージョンを入手できる場合もありますが、製品によっては有料で購入しなければならないものもあります。
こうしたアプリをお使いの方は、お使いの製品のバージョンがお使いのパソコンのWindowsに対応しているか確認してみましょう。
ライタープロフィール
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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