Windows 10の起動画面にWindows 11への更新を促す画面が強制表示されます

マイクロソフトは2月3日、Windows 10の起動時に全画面表示でWindows 11へのアップグレードを促すメッセージが表示されるようになったと発表しました。
Windows 10の起動画面にWindows 11への更新を促す画面を強制表示
Windows 10のパソコンで、Windows 11のアップグレード対象になるパソコンで起動時に全画面で「ロックが解除されました: Windows 11への無償アップグレードの対象です」と表示されるようになります。

メッセージの下に [取得する] と [スケジュールする] のボタンがあり強制的にWindows 11にアップグレードしなければならないように感じますが、さらに画面下に Windows 10を維持する というリンクもあり、ここをクリックすればWindows 10のまま使い続けることもできます。

Windows 10のサポートは2025年10月14日まで続きます
マイクロソフトはWindows 11の普及が予想を下回り焦りが出ているのでは? と見られていますが、使い慣れたWindowsがいい、使用するアプリやサービスの関係でWindows 10が必須などの事情からWindows 10を使い続けたいという方も多いです。
マイクロソフトの表示はWindows 11にさせたい意図がありありで、拒否権がないような印象を与える表示になっていますが、画面の下にひっそりと拒否できるリンクがあるので、Windows 10を使い続けたい場合はこれを利用しましょう。
Windows 10のサポートは2025年10月14日まで続きますので、まだしばらくは安心して利用できます。
なお、Windows 11のシステム要件を満たさないパソコンではWindows 11にアップグレードすることもできず、上記の表示も出ません。
ライタープロフィール

- フジデンキオーナー
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菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi
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