スマホの「ながら充電」はバッテリーの劣化を早める

スマホを使って動画視聴やゲームを充電アダプタに繋ぎっぱなしで行う「ながら充電」が、バッテリー劣化の進行を早める、という研究結果が発表されました。

「ながら充電」はバッテリーの劣化を早める

この研究結果を発表したのは、携帯市場と電気通信大学の「スマホバッテリー劣化研究プロジェクト」です。

「ながら充電」している端末では、使用中の端末の温度が、通常の状態の端末より8.9度も上昇するため、高温ほどバッテリー劣化の進行が加速されるというバッテリーの性質上、ながら充電はバッテリーの劣化を早める ということになります。

発熱の様子(携帯市場の記事より引用)

スマホを長く使いたいなら「ながら充電」は控えましょう

動画の視聴やゲームなどではバッテリーの消費も大きく、室内で使う際は充電しながら利用するのが日常的になってしまっている方も多いと思います。
しかし、この行為はお使いのスマホのバッテリーの劣化を早めることになります。
ながら充電をする→バッテリーが劣化して使用時間が短くなる→ながら充電をする・・・というループに陥ってしまうことになり、バッテリーに悪影響を与えるだけになってしまいます。

最近のスマートフォンのバッテリーは内蔵型になっていて、簡単にバッテリーを交換できない仕様のため、劣化したからバッテリーを交換して使うというのが現実的ではなくなっています。
スマートフォンを長く使いたいのであれば、できるだけながら充電はしないで使うようにしましょう。

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ライタープロフィール

kikuchi@fujidenki
kikuchi@fujidenkiフジデンキオーナー
菊地 弘尚 ーHirotaka Kikuchiー
フジデンキのなかの人
パソコンの販売と修理、サポート、ウェブサイトの制作を生業としています。
趣味はデジタルガジェット全般(ゲーム機は除く)。
https://note.com/penchi

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